会長挨拶

東京理科大学薬学部 卒業生の皆さまへ

2017年7月22日の通常総会で会長に選出されました上村直樹(23期)です。
私は東京都国立市で薬局を経営しておりますが、薬学教育6年制を契機に母校に戻り実務薬学を教えております。 東京都薬剤師会や日本薬剤師会の役員を経験したことによる団体や組織の運営や母校教員の強みを活かし、 同窓生から信頼される同窓会そして大学と連携のとれる同窓会にしていきたいと考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、東京理科大学薬学部同窓会は2017年7月で設立30周年を迎えました。私は4代目の会長となります。 東京理科大学薬学部は1960年に設置され、まもなく60周年を迎えようとしています。このことからもおわかりの通り、当会は当初から設置されていたのではありません。 そもそも東京理科大学には全体の同窓会として「理窓会」があります。しかし薬学部だけの同窓会を設立したいという機運が高まり、1期生を輩出してから23年後に設立されました。 現在では1万人の卒業生で構成される大きな組織となり、2015年度から理窓会の関連団体として活動を開始しました。

私は同窓会の役割には2つあると考えています。
ひとつは名簿の管理です。1995年に同窓会名簿を初めて発刊しました。その後5年毎に改訂を行い、第3版からCD-ROM版にしましたが、2017年から名簿管理自体をWEB版に切り替えました。 これは卒業生自身でWEB名簿システムにアクセスして、更新や公開項目などを設定するものです。
もうひとつは会員誌の発行です。「ふなかわら」を毎年6月にお届けしていますが、今年で第29号となりました。 年1回の発行ですが卒業生の皆様に少しでも喜んでいただければと担当者が頑張っています。

同窓会の活動としては、1996年から実践社会薬学講座を開講しました。これは2年生に対して卒業後の進路を紹介するものですが、 当時は病院実習や薬局実習も行われていない時代だったため、主に病院や薬局で勤務する卒業生が薬剤師の仕事を紹介する講義でした。 しかし、2006年から薬学教育6年制が開始され長期実務実習が必須となったため、製薬メーカーや行政などの紹介にシフトしてきました。2016年からは大学主催の講座となっています。 今後の活動として、大学が神楽坂地区に設置する医療薬学教育研究支援センターでの社会人大学院コースや生涯学習講座への支援と在校生に対する進路相談等を考えております。

最後に、この同窓会を大学から一目置かれ、頼られる同窓会にしたいと思います。そのためにも同窓会の活動に参加していただける同窓生を歓迎します。幹事会は年4回(4,7,10,1月頃)開催しています。是非同期の友人を誘ってご参加下さい。幹事会終了後のビールは最高ですよ。

2017年9月 東京理科大学薬学部同窓会会長 上村 直樹
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